【モデルプレス=2021/05/26】乃木坂46の生田絵梨花が25日、都内で行われたミュージカル『レ・ミゼラブル』初日記念会見に、福井晶一・吉原光夫・佐藤隆紀・六角精児・森公美子と共に登場した。
◆「レ・ミゼラブル」初日開幕
1987年の日本初演以来、多くのお客様に愛され続けてきたミュージカル『レ・ミゼラブル』。5・6・7月の帝劇公演を皮切りに、8~10月に福岡・博多座、大阪・フェスティバルホール、長野・まつもと市民芸術館の、全国4都市にて上演する。
感染症対策を尽くしての稽古を重ね、初日を迎えた同公演。ジャン・バルジャン役の福井・吉原・佐藤、新たにエポニーヌ役に挑む生田、テナルディエ役に臨む新キャストの六角、『レ・ミゼラブル』出演25年目を迎えるマダム・テナルディエ役の森の6名が衣装姿で登場した。
◆生田絵梨花、共演者の言葉に「進める勇気をもらえた感じがします」
初日を迎えた手応えと、舞台に対しての意気込みについて生田は「今までの開幕の時は緊張でふわふわしてたのですが、今年は地に足を踏みしめている感じがして。それはエポニーヌ役という役に力を借りているのかもしれませんし、目の前にある当たり前の光景がいつなくなってしまうか分からないという事が現実的な可能性で身近にあるからかもしれません」と話し、「今は出来る事を1つ1つ集中して魂を込めて、そんな意識で舞台に臨んでいます。お客さんの心を少しでも灯せるように、受け取ってもらえるように頑張れたらなと思います」意気込みを語った。
今まで同公演で演じてきたコゼットから、エポニーヌの役に初挑戦することについて生田は、「今までずっと、コゼットっぽいと言って頂いていて。それはすごくうれしくて光栄な事なのですが、特にそのイメージがある分“自分はどんなエポニーヌが出来るのか”という不安はありました」と振り返り、「でも、稽古場でキャストの方々が『エポニーヌもいいね』『最初からやってた?』と言って頂いたので、この方向でいいんだと進める勇気をもらえた感じがします」と笑顔を見せた。
◆森公美子、生田絵梨花のエポニーヌ役を絶賛
以前演じていたピュアなコゼットから、今回は180度違う方向性の役を演じる事となった生田。今回の役、エポニーヌと自身の共通点や共感出来る事を問われると「エポニーヌは強いという印象はありますけど、でも、『強いのではなく傷つかない為に、弱さを隠して強くいようとする所』とか『生きていく為に強くいなきゃいけない』とか、そんな所は誰しもが共感できる所なのではないかと思います」とコメント。
続けて、「私も強さの中にどれだけ、複雑なものを混在させられるかという事を意識して試みています」と力強い言葉で表現した。
また1994年から同作に出演し、今年で24年目になる森は生田について「『前にコゼットをやっていたよね?』と分からなくなるくらい全然違うキャラクターを押し出してきて。しかも声も全部地声のグワっと張ったやつでビックリしました。どこで勉強したの?ってくらいに」と絶賛。
生田は「今まで高い音域だったので、地を這うようなエポニーヌの音色を出せるようにトレーニングは重ねてきました」とエポニーヌを演じるにあたって発声を変えた事を明かした。(modelpress編集部)
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